千利休筆『妙(みょう)』一字 掛軸 *講談社製印刷工芸作品 販売済み

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本歌は野村美術館(京都)所蔵で、こちらは昭和61年(1986)講談社が精巧に複製し販売(定価58,000円)したものです。桐箱の蓋表に『千利休筆 妙』と題字が書かれております。御軸の内容についてですが、千利休が『妙』の一字を書し、自らの花押(けら判)を署した色紙大の遺墨です。『妙』字の左側は極め書で、祖父利休の直筆であることを千宗旦(1578~1658)極めたものを共に表装してあります。松平不昧所持(雲州蔵帳)で知られます。汚れのように見える箇所は、本歌をそのまま複製したものですのでご安心ください。本紙の状態は良好です。◇写真9.10は本歌が載っている野村美術館図録です。ご参照くださいませ。【読み方】『妙(みょう)』(利休花押)利休墨蹟真筆 拙斎(花押)【意味】この上ない心を表す「妙心」、仏の最高の教えを表す「妙法」、優れた働きを表す「妙用」などの語から分かるように、素晴らしさや最高の状態を表す。【表装】・表具 不昧好・一文字 白金地小牡丹紋金襴・中廻 茶地桐唐草紋銀襴・上下 茶地斜子長さ113㎝ 幅43㎝(表装を含む)紙本。▢千利休(せんのりきゅう)大永2年(1522)~天正19年(1591)商人、茶人。茶聖。侘茶の完成者。今井宗久、津田宗及とともに茶湯の天下三宗匠と称せられ、「利休七哲」に代表される数多くの弟子を抱えた。子孫は茶道の三千家として続いている。豊臣秀吉の側近という一面もあり、豊臣秀吉が旧主・織田信長から継承した「御茶湯御政道」のなかで多くの大名にも影響力をもった。しかしやがて秀吉との関係に不和が生じ、最後は粛清されるようになった。▢千宗旦(せんのそうたん)天正6年(1578)~万治元年(1658)千家三世。祖父千利休。千少庵の子。号~元伯・元叔・咄々斎・咄斎・寒雲・隠翁。侘び茶を完成。千家中興の祖。門下に藤村庸軒・杉木普斎・山田宗徧・三宅亡羊・久須美疎安・松尾宗二・初代飛来一閑・銭屋宗徳がいる。81歳歿。【参考文献】野村美術館名品図録 野村文華財団茶掛の禅語辞典 淡交社#自分だけの茶道具を持ってみませんか#茶わん屋食堂#茶道具#掛軸#茶掛#茶会#本席#御軸#床の間#待合#茶道#千利休#表千家#裏千家#武者小路千家#古美術#京都#和#茶席#茶事

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